ちあきのあったかコミュニケーション

やかたちあきのブログ
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「子育てにおいては、子どもをほめてはいけない、
なぜなら、ほめられるときしか行動しなくなる、
ほめられることが行動の目的になってしまう」
というような意見をよく聞くのですが、
それは間違っていると私は思います。

問題は、ほめることではなくて、
ほめるときの、<ほめ方>なんです。

子どもがお手伝いをしてくれたことに対して
「ありがとう、こんなに重いものよく持ってくれたね、
すごいね、お母さん助かったよ」
とほめてあげるのに何も悪いことはないと思います。

子どもは、すごいって言われたいだけのために
重いものをもってくれたわけじゃないですね。
お母さんを助けたいから、あるいは、
自分の力でできることを見てもらいたくて、
子どもはわざわざ重いものを持ってくれるんですよね。
それに対して「すごいね」と言われれば
自分の力が強くなったことを認めてもらえたようで
嬉しいんじゃないでしょうか。
もちろん、ただ「すごいね」とだけではなく、
重いものを持ってくれたことに対しての承認、
喜びや感謝を同時に伝えればいいんです。

子どもが頑張っていることに対しても
「こんなにたくさんの宿題を頑張ってやっちゃって、
えらいよ、お母さんすごいなーって思ったよ」
って言ってあげますよね。

「えらいよ、すごいなー」と言われるから
子どもは頑張るわけではないと思います。
頑張ったことを自分で誇りに思うから
頑張るのだと思います。
それに対して「頑張ってやったんだね」ということを
しっかり承認したうえで
「おまえはえらいよ、すごいよ」と親に言われれば、
達成感もひとしおではないでしょうか。

ただ理由もなく「すごいよ」「えらいよ」と、
ほめるのはよくないと思います。
でもそこに、重いものを持ってくれた驚き・喜び・感謝や、
たくさんの宿題をがんばってやれた努力への承認をしたうえで、
どんどんほめておあげなさい、と私は思います。


子ども以外でも、
たとえば同僚が何かを成し遂げた時に、
「○○ができたんだね、えらいね」なんてほめ言葉は、
関係性に対してそぐわないし、
なんだかとんちんかんな感じがしますよね。
「○○ができたんだね、やったね」だと、
達成した喜びを共感しているようなうれしい感じが伝わってきます。

ほめるときには、ただほめ言葉を言うのではなくて、
承認・共感・感謝を付け加えることと、
時と場合と相手に合わせてほめ方を使いわけることが必要なのだと思うのです。
後輩ちゃんが会社を辞めました。

彼女は私よりかなり年下。
違う部署の仕事も兼任していて二人分の仕事をしていたのに、
数か月前に辞めた先輩の穴まで埋めていたので、
実質3人分の働きをしていたの。

そんな彼女、かなりハードなはずなのにいつもニコニコしているんです。
だからなんて素敵な人、って思っていたの。
なんていうか~自分をしっかり持っていて、
周囲に流されない強さを持っている人だなぁって。

そんな彼女は、ひそかに私のモチベーションの素だったりしたんです。
というのは、あぁやっぱり自分は自分であっていいって、
彼女を見ているとそう感じることが多かったんですよねぇ。
そのひそかな心の支えになってくれていた彼女がいなくなって、
自分の中でさみしい気持ちに気付きました。

するとね、
自分はそうだけど、彼女自身はどうだったんだろう?って思ったんです。

彼女が在職中に持っていたであろう色々な気持ちを、
私や周りの人が受け止めてやれてなかったのではないかな?って。


私も会社では、
2年前は、受付に座って総務の来客や業者さんを全部さばきながら、
必然的にお茶出し(社長や役員のお客様じゃないのに)、
それに加えて会社にきた電話は全部取ってつなげ、
それがあんたの仕事だ、と言われ、
社長と役員の秘書も完全にやれ、
それに加えて総務・庶務、
おまけに会社のホームページや会社案内のメンテナンスをやれとか……

どうしても時間内にさばけなくて残業になってしまうのですが、
ある日上司Aに呼ばれ
「どうしてこんなに残業しているんだ、
うちで今忙しいのはKさんとTさんなんだ、
だからあんたがこんなに残業しているなんておかしい」
と言われ、ショックを受けたり。

(上司Aは私との面談やミーティングなど、
入社一年間は一切していなくて、
一年たった時の面談でその理由を、
「1年生より5・6年生の方が大事だから」と面と向かって言ってきた)

どこまでやれば認めてもらえるの?
私はまだまだだ、と、かなり自信喪失していた頃でした~懐かしいな。

1年間で正社員になるという約束だったのに、
1年たっても何も動きがなくて、
1年4か月目にようやく社員登用されたのですが、
内示をもらったとき、その時の上司Aの言葉「忘れていた」に愕然。

更にこの時期、
携帯用のホームページを作ってほしいと上司B(上司Aの上)が言うので、
「おっしゃる通りにしますが、今もっている仕事も大事だし、
どれを優先させたらいいですか?」と言うと、
その上司Bはこちらの主張には全く関心がなかったようで、
無言でプイッと他の社員のところに言って、
これ見よがしにそいつに依頼していたなぁ。

周りの先輩たちは、他人の仕事には無関心で、
困っている人に手を貸すこともない。


このように、私自身が体験し実感してきた、つらさや虚しさ、
もしかしたら辞めて行った後輩ちゃんも感じていたのかな?
それを誰にも相談できずに、
自分一人で抱えていたのかもしれない、と思うと、
彼女に申し訳ない気持ちが湧いてきます。

ごめんね、○○○ちゃん。
私、力をかしてあげられない先輩だったよ。

だから、これからは、
他の後輩たちの気持ちをしっかり聞いて受け止めてやりたい、
それが、ここでの私の役割なのではないかと、思いました。